ブライダル ちょっといい話

 



駐車場で“10分間"の記念撮影

新郎は、結婚式・披露宴申込書に親の名前を書かなかった。
招待状の差出人も新郎側は本人、新婦側は父親名でどうしても…という。
担当者は何か事情があるらしいとしか聞き出せないでいる。
テーブルプランを作る時も新郎側親族席はテーブルごとなしで、そのスペースを空けておいてほしいという注文だった。
そして当日、教会式につづいてライスシャワー。そのまま披露宴会場へ向かうはずが、反対方向の駐車場へ。新婦がどうしてもここで記念撮影したいと言いだした。二人は“10分間”、カメラに向かってシアワセにポーズしていた。
その後、10分遅れでスタートした披露宴がお開きになった時、走り書きのメモが、そっと新婦に届けられた。
「ありがとう」
母の話をすることも、会うことも断固拒否する彼。息子と呼ばせてもらえない母は「おめでとう」さえ言わせてもらえず、その資格もないとあきらめていた。そんな二人に新婦は、彼に内緒で、彼にかわっての母親孝行の“10分間”だったのだ。
「オレは絶対、離婚しないぞ」
これが彼のプロポーズの言葉だった。


リハーサルの涙…

挙式を二ヶ月後に控えたカップルが、新婦父親の入院を理由に結婚式をキャンセル。
「一ヶ月後に手術するが、本人はガンとは知らない。二ヶ月後の挙式日まで、もたないかも知れないと医者に言われている」と聞いたスタッフの応対が素晴らしかった。
「キャンセルできますが、お申込金をそのままで親孝行して下さい」と2週間後のブライダルフェアの模擬挙式のモデルを、急遽依頼したのだ。
「ウェディングドレス姿を、父に見てもらいたい」一心で娘は、彼に相談した。
当日、父と参加者にとっては模擬だが二人にとっては“本物”の結婚式。そのことは二人と一部のスタッフしか知らされていない。
司会者が「教会式で父娘が入場する時がハイライトシーンのひとつです。父親は照れくさいとか恥ずかしいとかいろいろ言いますが、新婦にとっては最高の父親孝行です。歩き方にコツがあります。お父さんリハーサルのつもりでいかがですか。当日あわてなくていいようにワンポイントアドバイスします」と父親を引っ張り出して模擬挙式の輪の中に…
リハーサルと思っている父親は、娘の涙の意味を知らないまま、逝った。


ウエディングブーケとハーネスを持って・・・

5歳の娘の誕生日に再婚した花嫁には盲導犬が必要だった。「入籍だけで、十分幸せ」だった。
お互いの友人や職場の同僚から「披露宴をするべき」と強く勧められ、二人で話し合った結果「これまでお世話になった人達への感謝の形」として結婚披露パーティーをすることに決めた。
 多くの人達に囲まれて“ありがとう”の気持ちをいっぱいに一人一人と握手をし、出席した全ての人の心から祝福に「これ以上の幸福はない」と花嫁は感じていた。花嫁の眼になってくれている盲導犬ロッテは、あいさつ代わりに尾っぽを振っていた。
花嫁は、両親への感謝の手紙の中で書いた。
「盲導犬ロッテと娘と夫… 3人が私の眼の光になってくれている… だから、私は家族の心の明かりになっていきたい…」
 スタジオで撮った写真には、純白のウエディングドレスの花嫁の足元に、ピンクのドレスを着た盲導犬ロッテが写っている。

 


…ブライダルホール白山(愛知県半田市)が、オープニング10周年を記念して、
事情があって結婚式を挙げられなかったカップルを募集。34組の応募者への礼状。

感動のドラマをありがとうございました

子供たちから「結婚式の写真が見たい」とせがまれたお父さん。
「なぜ結婚式をしなかったの」と質問され返事につまったお母さん。
20才と18才で結婚した両親に「結婚式をプレゼントしたい」小学一年生。親よりも年上の男と結婚した娘に反対したものの、今は幸せな二人に「結婚式をプレゼントして許してやりたい」
結婚したばかりの姉妹二人が「両親にプレゼントしたい」
結婚式より喫茶店のオープンを優先したご夫婦。
準備中に家が全焼。母親焼死で入籍のみしたカップル。
挙式直前に父親を肺がんで亡くし延期のままのご夫婦。
学生結婚で卒業したら結婚式の予定が親の死により生活のため中退までしたご夫婦。
バツイチ同士で余裕がなかった。
二人の子供づれのバツ2の男ゆえ親が反対。
とか、親の反対にも「式に出ない」から勘当までいろいろ。
「できちゃった結婚」も19才同士。19才と20才。21才と20才。25才と17才といろいろでした。

 34通りの感動のドラマがありました。共通しているのはステキな伴侶に巡りあえ、現在幸わせなカップルばかりとお見受け致しました。 その中で次の5組を選ばせていただいたことをご報告申し上げ、29組の皆様に心より深くお詫び申し上げます。

  小栗敏文・孝子様ご夫妻
  池田勇一・智奈様ご夫妻
  井上めぐみさんのご両親様
  森園信夫・千恵子様ご夫妻
  江原裕彦・修子様ご夫妻

 皆々様のさらなるご多幸をお祈り致します。


心に残った披露宴

同級生の25歳の新婦と24歳の新郎の挙式が、普通の仕出屋の座敷で60名ほどで行われ、そこに招待されたので行ってきました。でも はじめの20分はホントは不満タラタラでした。 狭いし、正座をくずせないほどすし詰めだし、司会も親戚の方がやっているらしく、よくつかえるし「 なんじゃこりゃ?」と冷めてました。
ところが、一通りのご挨拶が終わった直後から、親戚の方々がこれらをフォローするかのように、一生懸命 盛り上げようと話しかけて来たり、狭いスペースの中でも 末席から上席に移動する際、コケながらでもお酌してくれたり……、それが一部のご親戚の方だけではなかったんです。「狭いところでごめんね。 でもどうかお願いですから、二人をよろしくおねがいします」と、何人も何人も……。
いつしか誰もが そんな雰囲気になり、とても感激しました。
当の二人が極力お金を使いたくない、との希望でそうなったそうですがとても“温かみ”があり、すべてにおいて新しく縁を持ったご家族の手作りの結婚式で、至らない部分は周りがそれぞれにフォローし合い、盛り上がり、こんなにも優しい披露宴があったのかと……しまいには鳥肌が立ったほど気持ちを揺り動かされたのを覚えております。
新婦的にはこういった形の披露宴は、希望ではなかったそうなのですが、当日は本人もボロボロに大泣きしてしまうほど、大感動でした。 ( GON25 )


スター気分で 婚姻届

市役所にビデオ用に婚姻届を提出するところを撮らせてほしいと問い合わせをしたら、何の問題もなくあっさりとOK。
新郎新婦にビデオカメラマンとライト用のアシスタント2人、当日のスナップ用カメラマンの計6人で市役所へ。婚姻届を提出するのを撮影するだけなのに、カメラテストしてライティングをして、撮影が始まる時には何事かと黒山の人だかり。そんな中で新郎新婦は緊張のあまりNG。しかし、撮り直しているうちに、リラックスした2人はすっかりスター気分を満喫。金はかからないし、新郎新婦の満足度100%、効果バツグンのシーンでした。


メインディッシュよりもデザートが人気

ある結婚式場の新メニュー発表会での話。
試食のための招待客 70人に対して、ズラリと並んだシェフたちがオープニングで、肉、魚、野菜など食材の生産地や料理方法を説明する中で、最後の7番目にあいさつしたカットケーキ担当の彼女のスピーチ。
 「私、今、ここに立っているだけで夢のようです。とても嬉しいです。今まで誰にも食べてもらえませんでした。それが昨日、チーフからはじめてO.Kが出ました。今日が初舞台です。ぜひ食べてください。」
肉や魚の新メニューよりも、カットケーキが一番行列が長かったのは言うまでもない。


10周年を記念して披露宴中に支配人から10のプレゼント

「このたびはおめでとうございます。おかげ様で10周年を迎えることができました。10周年ということで、お祝いさせていただきます」
「本日、両家のご芳名帳の10番目に記帳されました○○様、ありがとうございます」
「席次表を拝見いたしますと、5人様十のつく方がお見えでございます」
「松テーブルの十三子様、竹テーブルの十津川様ご一家3名様、梅テーブルの団十郎様、福テーブルの十次郎様……」 というふうに「姓名に十のつく方」「10日生まれの方」「10月生まれの方」「住所に10のつく方」「マンションの号室に10のつく方」
 自己申告で「10時に生まれた」「お見合い10回目」「彼女が10人いる」「7月3日生まれで合計10になる」などジョークも入れて、約10分のセレモニーとしていかがですか?



 

 
 

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